神奈川県古書組合について
1947年の創立以来、神奈川県古書籍商組合は県内の古書文化の発展を支えてきました。
現在100社を超える加盟店を擁し、神奈川県内最大の古書取扱事業者団体として、確かな信頼と実績を重ねております。
組合活動の中核となるのは、加盟店向けに横浜市鶴見区で定期的に開催される古書交換会です。ここでは、専門書から稀覯本まで、多岐にわたる書籍の取引が活発に行われています。 全国古書籍商組合連合会の一員として、東京・神田神保町の市場とも緊密に連携し、関東圏における古書流通の重要な結節点としての役割を担っています。
また、定期的な古書即売会をはじめ、県内各地での古本市を開催し、一般のお客様に良書との出会いの場を提供しております。
新規組合員の募集も随時行っております。定期的な開業セミナーの開催や、古書取扱の経験が豊富なベテラン組合員による経営相談など、充実したサポート体制を整えています。
古書店の開業や古書取扱事業の拡大をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

沿革
昭和23年
県内の同業者を結集し、当組合の前身となる神奈川県古書籍商組合連合会設立。
同時に全国古書籍商組合連合会の加盟
昭和29年
県連合会組織を発展させ、協同組合法による神奈川県古書籍商業協同組合を設立。
同年、組合事業の拠点として神奈川県古書会館建設落成
昭和31年
神奈川県のモデル組合として指定を受ける
昭和54年
老朽化した旧古書会館を取り壊し、鉄筋コンクリート3階建の新会館建設に着工。同年末竣工
昭和55年
新会館にて落成記念の祝賀会、古書展、ならびに大市会を開催
昭和63年
組合設立35周年記念大市会開催
平成4年
記念誌「神奈川県古書籍商業協同組合35年史」を発行
平成15年
組合設立50周年 古書の日記念大市会開催
令和4年
組合設立70周年
主な事業
- 組合員が取り扱う商品の交換会の運営
- 商品の共同保管事業
- 組合員の福利厚生に関する事業(保険・旅行・親睦会等)
- 商品の共同販売事業(百貨店、駅ビルなどにおける古書販売)
- 商品、消耗品等の共同購入
- 組合員への事業資金の貸付
- 事業に必要な情報の提供
当組合では、相互扶助の精神に基づき、古書業者のために各種共同事業を行っております。貴店のご商売の幅を広げ、お客様の信用を得るためにも、全国組織・全国古書籍商組合連合会加盟の当組合への加入をおすすめ申し上げます。